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道草(ネタバレありません)Vol.05

「モーターサイクル・ダイアリーズ」THE MOTORCYCLE DIARIES

監督:ウォルター・サレス

外国映画ベストテン 第7位(キネ旬 2004年)

ロバート・レッドフォードが絡んでいる(製作総指揮)作品だということは観終わってから知った。だからタイトルが英語なのかとも思ったが、内容はラテンアメリカでの話だし、本編中のクレジットは全てスペイン語。英米合作の形をとっているとはいえ、私の印象が大多数の印象と等しいと思う。このタイトルはよくない。ちょっとさわやか過ぎやしないか?

最近ではレッドフォード=サンダンス(映画祭)と同義になりつつある。サンダンスの作品は米批評家での受けがけっこう良い。米批評家絶賛で私も見た最近のサンダンス出身作品は、「クジラの島の少女」「イン・ザ・ベッドルーム」「メメント」などがある。これらの作品だけみてもハリウッドの大作群と一線を画し、もうひとつのアメリカ映画(英語圏映画)の受け皿たりえている。本作品はそれとはちょっと意味合いが違うが、優れた企画を実現させるサポートをしたと言うべきか。

のちの革命家となる若者の放浪を描いたロードムービー。私は恥ずかしながらこの革命家を名前程度しか知らない。アカデミーの脚本賞にノミネートされていたのでハナシは面白いのだろう、ぐらいの先入観だった。観終わって感じたのは、確かに魅力的なキャラクターとロケーションなのだが、ロードムービーの常である「旅の終わりの心の成長」、それは彼が誰であるかということが分かれば読めてしまう。ホン書きがそれを避けているというのは、終盤の長ゼリまで、彼の「医者」という部分を大きく取り上げて進めていることからも感じ取れる。その長ゼリのあともなんとなくアマゾンの川に流されるが如く、彼の「のちの革命家」という部分をうやむやにしてエンディングとなっているような。彼(ら)は成長したのだろうか。これはロードムービーなのだろうか。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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