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道草(ネタバレありません)Vol.10

「Ray/レイ」Ray

監督:テイラー・ハックフォード

主演男優賞 Actor in a Leading Role(第77回アカデミー賞)他
作品賞ノミネート(第77回アカデミー賞)

レイ・チャールズといえば"いとしのエリー"のカバー、そしてあのサングラス。私が思い浮かぶのはその程度だが、この作品を観て"Georgia On My Mind"や"I Can't Stop Loving You"などを聴いて、そうだこれも彼の曲だと気づかされる。彼の音楽もそうだが、ジェイミー・フォックスがタイトルロールを演じ、見事オスカーを受賞したこの映画が多くの批評家に絶賛されたことで、観ることにした。

伝記映画はこれまでオスカーを受けた作品だけでも、「アラビアのロレンス」や近年の「ビューティフル・マインド」などたくさんある。伝記映画の内容には2つの層があると言える。それはみんなが知ってるその人物の偉業と、みんなの知らないその人物の内面だ。今回で言えば前者がレイの代表曲、後者が彼の幼少期からあるトラウマ、になるだろうか。映画的にはこの2つが上手く絡み合ってひとつのストーリーになっていればいいのだが、今回のハックフォード監督作品を観て思ったのは、レイの代表曲や事件を事柄として並べ立てているばかりで、インサートとして入るトラウマが上手く活かされていないように感じた。特に、レイがビッグになるにつれて現れる者、去る者がいるのだが、それがレイにとってどう位置づけられているのかまったく分からない。単純に彼の生きざまを見て「へえー」で終わるには2時間半の上映時間は長すぎる。

しかし長時間彼の代表曲に包まれ、心地よく感じている自分がいたことも確か。レイ・チャールズを愛する方にとっては、激似のフォックスを見て、彼の音楽を感じるのに150分は短いでしょう。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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