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道草(ネタバレありません)Vol.17

「血と骨」

監督:崔洋一

日本映画ベストテン 第2位(キネ旬 2004年)

ジャケットには大きくビートたけしの表情が写っている。原作小説にはいろんなキーワードがあるのだろうが、映画としてはこのジャケットが全てを語っているように思える。

朝鮮半島から大阪へ渡り、昭和を生きた男の生涯を描く、のがあらすじ。観終って思ったのは、主人公を演じるビートたけしの存在感、これに尽きる。主人公の言動は周りにいる者すべてを巻き込んでいくのだが、それ以上に彼の肉体が迫力を持って物語を支配する。「在日」とかいうテーマがあったとしても、それを吹き飛ばすほど。まさに「化け物」で、彼自身が映画だ。しかしこれには悪い面もでた。

「生涯を描く」ということは晩年も描く、というわけで、これがお粗末だった。ビートたけしが老け役をやると、どうしてもバラエティのコントにしか見えない。監督は主人公のバイタリティ溢れる姿を見せるだけでよかったのではないか。どうせ冒頭からナレーションを使っているのだし、彼の最期は違う形で処理して終わらせてくれたらなぁ、と悔やむばかり。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

VHS鑑賞
☆☆☆――

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