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道草(ネタバレありません)#609

「皇帝ペンギン」LA MARCHE DE L’EMPEREUR

監督:リュック・ジャケ

ドキュメンタリー賞 Documentary Feature(第78回アカデミー賞)

エンペラー・ペンギン【emperor penguin】
ペンギン科の鳥。ペンギン類では最大で、立ち上がると高さ1メートル以上ある。頭・背・尾が黒ないし灰青色、腹が白く、首の一部が黄色。南極大陸に分布。冬、雄が卵を足の上にのせて二か月間暖め続ける。皇帝ペンギン。(大辞泉より)

私の場合、自分の手元に置いてまで保存したい映画というのは少ない。その数少ない作品のひとつに海洋ドキュメンタリー「アトランティス」がある。何も語らず音楽と映像で見せる技術に当時感嘆し、これなら何度見てもいいかも、と思い購入にいたった訳。今回オスカーに輝いたドキュメンタリーがビデオ化されていると知り、鑑賞開始。

南極大陸の厳しい条件下で、新しい生命を育むペンギンの姿を描く。監督は生物学者だそうで、なるほど対象であるペンギンにアプローチする術を知っているのだろうか、明らかに接写しなければ撮れないカットがたくさんあり、それが作品を高めているのに貢献している。南極の自然とペンギンの生態に驚嘆の一語だが、惜しまれる点もある。

ナレーションが多すぎてあまりにも説明過多の感がある。そのあたりが本職のクリエイターではなく、学者が監督している所以なのだろうか。母ペンギンと海のライバルのカットバックのような映画的処理をもっと施してくれれば、ダイアローグはもっと削れて上手くいったかもしれない。また音楽を付けるのはいいが、歌詞のあるのもどうか。ドメスティックな題材ではないのだし、英仏の歌詞が聴こえてくるのに少なからず抵抗があった。

どちらかといえば子供向きの作り。しかしペンギンの愛らしさには子供だけでなく癒されるはず。アカデミー会員もそのあたりに共感したのでは。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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