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道草(ネタバレありません)#614

「大統領の理髪師」효자동 이발사

監督:イム・チャンサン

外国映画ベストテン 第6位(キネ旬 2005年)

彼は韓流四天王などよりも、私にとって一番顔なじみのある韓国俳優になってしまった。ソン・ガンホ。「JSA」「殺人の追憶」に続き三度目。さらにムン・ソリ。「オアシス」の女優さんだったとは後で知った。こちらが本当の彼女なのかもしれない。なんとなくロマンチックなタイトルを手に取り、鑑賞開始。

1970年代、ひょんなことから韓国大統領の理髪師になってしまった男の周辺を描く、というのが本作のあらすじ。それほどロマンチックでもなかった。どちらかといえば戦後の動乱期だった韓国社会の一部を垣間見れた。李承晩や朴正熙の名前を見ると、高校時代がんばった世界史を思い出す。朴正熙政権なんて軍事政権と聞いているから、よっぽど暗黒時代なのかと思ったら、この映画からそんな雰囲気は漂ってこない。そうなのだ。“大統領は国家だ”と言っておきながら、理髪師と大統領の間で何か化学反応が起こる様子もない。周りにビクついてばかりの理髪師に、唐突に家族愛みたいな展開になって、そのうち突然新しい大統領が誕生する。この辺からイム・チャンサン初監督作品への印象が良くなる雰囲気は漂ってこない。エピソードがバラバラで着地点が分からないし、ソン・ガンホも今回ばかりはまったく魅力を感じなかった。

本年度ベストテンの6位にしてちょっと残念な結果。今後、下位で観てない映画を手にするのが重くなりそう・・・最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆―――

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