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道草(ネタバレありません)#619

「メゾン・ド・ヒミコ」

監督:犬童一心

日本映画ベストテン 第4位(キネ旬 2005年)

オダギリジョーが最近気になる。「血と骨」や「パッチギ!」で印象的な役どころを演じていたからかもしれないが、最近映画にしか出なくなったのかな、と思ってたところにTV「時効警察」でまた面白い人物として目撃してしまったので、作品を選ぶのが上手い人なのだなと思った。「ジョゼと虎~」の犬童監督もあって、なかなか1週間で借りられなかった本作をようやく手にとることができた。

ゲイ専門の老人ホーム(タイトル)を舞台に、死を待つヒミコとその娘、そしてその愛人の周辺を描く、というのが本作のあらすじ。こんな表現でいいのかどうか苦しい。というのも観終わって、この3人の着地点がどう変わったのか判然としないからだ。眺めていくと、柴咲コウ演ずる娘の変化が話の軸なんだろうと想像したのだが、さにあらず。ゲイの住人とはともかく、ヒミコとのわだかまりを解消できたかは全体を通して最後まで分からない。気持ちのいいラストシーンだっただけに、彼女の落とし前のつけ方にいまひとつすっきりしなかった。

しかし「最後は欲望・・・」愛人のこのセリフで、今までのすべてを許すことができる。柴咲コウの数少ない表情豊かな場面(ピッピキ、ツアコン、ラブリーです!)で見せた力技も、この言葉あればこそだった。オダギリジョー、今回もカッコいいです。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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