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道草(ネタバレありません)#618

「六月の勝利の歌を忘れない」

監督:岩井俊二

長短のスポーツ・ドキュメンタリーはNHK、民放問わずしばしばもてはやされる。筋書きのないドラマ、舞台裏の選手たちの表情や苦悩が、更なる感動を誘う。4年前のFIFAワールドカップ日韓大会も然り。岩井俊二が監督だったので早く観たかったのだが、なかなか手にとれずにいた本作をこのタイミングで鑑賞してみようと思った。だけどVHS(DVDもらしい)2本組みにビックリ!!

2002年ワールドカップにホストとして参加する、フィリップ・トルシエ率いる日本代表23名の大会期間中の表情を追いかけるドキュメンタリー。しかし記録物とはいえ見世物。トルシエ・ジャパンのフラット3の如く(?)機能しているのだろうか?観終わってやはり、3時間半超の長尺はどうにかなったと思う。大会前後の表情の変化は必要かもしれないが、緊張感のない練習風景やダイアローグはもっと少なくていいのではないか。初戦を迎えるまでの時間が長すぎてダレる。ベルギー戦をこなし、大会を転がり始める日本代表の様子が面白かっただけに惜しい。さらには音楽の使い方も一考では。試合に臨み結果を出すあたりの緊張感を高めるパートでは効果的だったとは思うが、コミカルな面を助長する音楽なんていらないし、終始熱い山本コーチが浮いて見えてしまう。

とはいえ、日本チームの初戦が近づき監督の語気が強まるにつれ、選手の合宿中とは異なる表情が露わになるのを見て、段々と画面に引き込まれていく。ゲームシーン(処理が素敵っ!)になると、当時会社で仕事を忘れて見入っていたのを思い出し、感動が蘇る。日本を熱狂させた彼らのアナザーサイドを堪能できた。

トルコ戦前、「君たちは2006年にはもっとパワーアップしているだろう・・・」と語るトルシエ。当時サブだった選手の中に、中田英寿とともにドイツのピッチに立つ者もいる。2002年当時彼らは成長途上だったのかもしれない・・・成熟するのは2006年かどうか分からないけれども、SAMURAI BLUEの健闘を祈ります。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

VHS鑑賞
☆☆☆――

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