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道草(ネタバレありません)#629

「ALWAYS 三丁目の夕日」

監督:山崎貴

日本映画ベストテン 第2位(キネ旬 2005年)

建設途中の東京タワー。ノスタルジックな雰囲気が好感をもたれたのか大ヒット、業界人(日本アカデミー)から批評家にまで支持されたモンスターをついに手に取る日がきた。正直、昭和の話ってこと以外ほとんど予備知識なく鑑賞開始。

昭和33年。東京の下町で巻き起こる様々な人情豊かな出来事を追いかける、のがあらすじ。赤い大鉄塔の他にも、集団就職・冒険小説・テレビジョン・・・その時代のキーワードを追いかけるだけで団塊世代の郷愁ならずとも若い層への新鮮味まで呼び起こすに十分。さらにそこへ肉付けしていく役者たちとテクノロジー。不特定多数を劇場へ誘う装置としても充分。観終えた感想ですが、全体のまとまりは良かった。ラストも正月に観る寅さんのような、人情劇の定番のような・・・だ。しかし話の筋を反芻してみると、エピソードのつなぎ目が唐突で少々荒っぽい。降って湧いたかの如く、時間が来ましたかの如く、吉岡秀隆とワケありの居候少年の核心に持ち込むのはちょっと・・・そのあたりが心残りでした。それとタイトルの“オールウェイズ”って一体???

好感を持ったのは、自分の役をマンガにしなかった薬師丸ひろ子と、何でもない場面で光っていたテクノロジー。この技術を見るためにもう一回見れます。続編製作も決定。とにかく東宝にひさびさ帰ってきた人情劇に拍手。今回の特撮水準をキープしつつ寅さんの如く製作するのは不可能でしょうが、ネタは豊富(コミック原作50余巻)、がんばってください。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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