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道草(ネタバレありません)#630

「蝉しぐれ」

監督:黒土三男

作家藤沢周平の「最高傑作の映画化」ばかりが目に付き、彼の作品を一度も読んだことのない私にとっては、そんな文句もネコに小判、これまでジャケットを見ては何となく後回しにしていた。けれどもキネ旬読者の熱い支持があったのだからと奮起して、時代小説の映画化を目にする機会を作った。

父の汚名にもめげず懸命に生きる少年藩士が、寵愛の姫となって戻った幼なじみを決死の身で守る、というのがあらすじか。父母への尊敬の念、厚き友情、心に秘めた淡い思い、そして戦いの場に立つ主人公・・・別の監督が手がけた過去の藤沢作品と通底する面が多々あったが(当然か)、2時間余のストーリーを楽しむことができた。序盤の洗濯娘が奉公者なのか武家娘なのか、時代劇に疎い私には胸のつかえが下りるのに時間がかかった(玉に瑕?勉強不足?)。ラスト2人のダイアローグももはや分かりきっているだろうに、と思いつつも、ヒロインを呼ぶヒーローの変化にすべてがふっとんだ。彼の一言で救われました。こんな具合にヤキモキするのも、この映画のいいところなのでしょう。

緒形拳は「隠し剣」にも出てたけれども、私のイメージとしてはコチラのほうがしっくりくる。原田美枝子は「亡国のイージス」でも感じたが、友情出演ならまだしも使われ方が可哀想。瑣末なことですが、私の中で続いたのでちょっと気になった。最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆☆―

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