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道草(ネタバレありません)#631

「エターナル・サンシャイン」ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND

監督:ミシェル・ゴンドリー

オリジナル脚本賞 Original Screenplay(第77回アカデミー賞)

いつもお世話になってはいるのだがTSUTAYAさんに一言いいたい。遅すぎるぞ!!このDVD、リリースされてから1年以上も新作扱いで、7泊で借りられるようになるのにここまで待たされてしまった。商売だから勝手だろうという言い分はあるだろうが、あまりにも酷すぎる。この作品以外にまだこんな扱いを受けたモノがないようなので、今後このようなことがないことを祈る。全米の批評家から大絶賛を浴び、オスカーにも輝いた作品をよーーーやく鑑賞。

カノジョに未練タップリ、傷心のカレシが取った奇想天外な行動にまつわるラブストーリー。序盤はMTV出身の監督よろしく、ちょっと入り組んでいますが、こういうのが大好きな私には気にならない。彼の奇想天外とそこからのひと騒動に疑問の余地ありだったのだが、抵抗するのを止めた。とにかくこの映像の氾濫に身を置くことの心地よさを優先したかったから。まったく先が読めないし、映像の処理も気に入った。ジム・キャリーって「トゥルーマン・ショー」でもそうだったが、掌の上で弄ばれるのが様になりますね。ラストも良かった。すべての成否は奇想天外についていけるかどうかだと思う。

オスカーを受けた脚本のチャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」や「アダプテーション」も生み出し、私も観ているが、この作品が一番良かったと思う。それはたぶん監督との共同作業でホンを書いたからかもしれないが、以前のものと比べて刺激的で独りよがりなところが薄らいだ。それは万人受け狙いともとれるが、イマジネーション豊かな場面の連続はきっと監督だけによるものではないだろう。本当にこの人の視点はいつも面白い。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろうをテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆☆―

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コメント

この映画、2005年度のマイ・ベスト・ムービーかもしれないっていうくらい好きでしたね。
ストーリーは少し判りにくいですが、一度波に乗ってしまうとOK。ジム・キャリーのおさえた演技がとりわけ素晴らしいです。

投稿: まちこ | 2007/01/13 11:53

まちこ さん、
TB及びコメントありがとうございます。

「マルコヴィッチ~」以来、カウフマンの脚本が好きなので観るのが楽しみだったのですが、ビデオ化になってこれほど支持されているとは、正直意外でした。自分だけの隠れたお気に入りがある日メジャーになって売れてしまった、そんな嬉しいような寂しいような感慨です。

ジム・キャリー、私も大好きです。「トゥルーマン~」の他にも「マジェスティック」とか彼のコメディアン以外の才能を示してくれた作品の方により好印象を受けている次第です。

投稿: lackofwords | 2007/01/15 11:35

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