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道草(ネタバレありません)#703

「インサイド・マン」INSIDE MAN

監督:スパイク・リー

随分とご無沙汰だった。彼の監督作品を最後に見たのは98年公開の「ラストゲーム」、やはりデンゼル・ワシントン主演。その前の「ゲット・オン・ザ・バス」も観たが、「マルコムX」を観てないせいか、小品を上手に作っている監督、というのが私の印象。それこそ肌の色こそ違え、同じNYで活動するウディ・アレンを想起させてしまう。本作は全米の批評家に絶賛されたので、手にとってみることにした。

ニューヨークの銀行で強盗人質事件発生、市警の交渉役と強盗団リーダーの心理戦を軸に事件の全貌を描く、のがあらすじ。銀行強盗モノといえば、「狼たちの午後」とか、最近では「オーシャンズ11」があったが、本作も面白く観ることができた。ただしオハナシの構造が果たして効果的だったかは疑問。脚本家のチャレンジに異議を唱えるというよりも、真実(強盗団の狙いなど)の出し方とそのタイミングについて違うやり方があったのではないか(例えば交渉役の1人称に徹底してここから真実が漏れてくるようにするとか、容疑者取調べのインサートはそのままにしておくとしても)。いろんな人物を通してネタがバレていくと、こういうハナシの場合、その信憑性を確定するのが難しくって、画面に集中できないと思うんだけど(ワタシだけ?)

スパイク・リーって、今回の成功で黒人ネタ以外でも優秀なことが証明されたのではと思う。先のアレンやアン・リー(イーストウッドも?)のように芸域を広げていって、これからも楽しませてくれることを期待します。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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