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イーストウッド3連覇の考察~キネ旬2月下旬号#1477を購入して

読者選出のベストテンを確認。選考委員によるベストテンには出てこなかった作品を以下に挙げます。これで今年鑑賞する作品がすべて出揃いました。

<日本映画>
THE 有頂天ホテル

<外国映画>
ホテル・ルワンダ
ユナイテッド93
ミュンヘン
ナイロビの蜂

さて前回宣言した、イーストウッド作品3連覇における考察ですが、キネ旬選考委員の変遷について調べてみました。今井正監督の記録(4年で1位を3回)との比較です。
下の図は、両監督が受賞した時の選考委員数の推移です。表上段が受賞年度、下段が委員数、カッコ内は増減内訳です。固定数とは、全ての年度で選考委員を務めた方の数です。今井監督の場合、選考委員が大幅に変更された中での1位だったようです。

14771

また次の図では、その固定選考委員によるポイント数の合計が、全体のどれくらいを占めるのか調べてみました。これによると、今井監督の時のほうが固定選考委員のシェアが低く、他の選考委員からも同じ位の支持を受け1位を獲得したと言えます。

14772

言うまでもないことですが、これだけの資料でイーストウッド監督の快挙に物言いをかけられるはずもないのですが、何百もある公開作品の中でひとりの映画作家が遇されるというのは、やはり薄気味悪さを禁じえません。来年度も御大が作品を発表するかは分かりませんが、歴史あるキネマ旬報ベストテンのクオリティを今後も維持すべし、とするのならば、何かのアクションが必要かと思われます。「良いものは良いんだ!」と言われればそれまでですが・・・

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