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道草(ネタバレありません)#712

「グエムル―漢江の怪物―」괴물

監督:ポン・ジュノ

外国映画ベストテン 第3位(キネ旬 2006年)

今年のキネマ旬報ベストテンでイーストウッドのワンツー以上に驚いたのがこの作品。韓国のモンスター映画というだけで早く見てみたいと思っていた。DVDを手にとると、またソン・ガンホが出ている。もはや彼は韓国の名作と同義かもしれない(ポン・ジュノ監督は「韓国のスピルバーグ」と呼ばれているらしいが、ソン・ガンホはさしずめ「韓国のトム・ハンクス」か?)。ともかく鑑賞開始。

ソウル市を流れる漢江に現れた怪物(原題)。その怪物の犠牲となった少女の家族が、様々な困難のなか怪物に立ち向かう姿を描く、のが本作のあらすじ。観終わって一番印象に残ったのは、容赦のない映画だなということ。ハリウッドや日本のホラー/スリラーものを数多く見てきましたが、そこにはどこか笑いがあったり、(愛すべき)荒唐無稽を感じる瞬間がある。しかしこの韓国怪物映画にはリアリティを追求過ぎてるせいか、可笑しみがない。それは家族の人間に火炎瓶(日本の映画ではなかなかお目にかかれない)を持たせたり、神経質そうなアーチェリー(韓国っぽい)選手を配したりするところにも表れているのではないか。「容赦のない」というのは決して否定的な意見ではないのですが、何か余裕を感じられないのが気になるのです。

特撮も韓国産かと思えばさにあらず・・・でもまあ、素晴らしいクオリティでした。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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