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道草(ネタバレありません)#719

「ディパーテッド」THE DEPARTED

監督:マーティン・スコセッシ

作品賞 Best Film(第79回アカデミー賞)
監督賞 Directing(第79回アカデミー賞)
脚色賞 Adapted Screenplay(第79回アカデミー賞)他

リメイクに賞をあげてはいかんだろう。今年のアカデミー賞で一番に思ったのはコレ。アカデミーは時に罪作りだ。スコセッシの代表作で一番に思い浮かぶのはたぶんこの作品ではないだろう。なのに歴史的には彼の名前を挙げる時、この作品が冠としてくっついてくる確率が高い。香港のオリジナルは私にとって☆4級なだけに、オスカーさえ取らなければ無視を決め込む予定だったのだが・・・鑑賞開始。

現代のボストン。アイリッシュ・マフィアと州警察の間で、素性を隠して二重生活を送る男の話。観終わって思ったのだが、やはりオリジナルの仏教的な部分が何かに置き換えられることなく話が作られていた。こうなるとカウンセリングの部分がただのロマンスにしかならないのも止むを得ない。百歩譲って良質のサスペンスか否かと問うてみてもどうだか。他の映画なら衛星で犯人を追い詰めるほどの警察力なのに、この体たらく・・・アメリカという舞台だとそのショボさに抵抗が生じる。

それでもエンディングを変えているのは、作り手として多少の意地を感じるし、文化の違いを越えてよくここまでやったなという感慨もある。日本でもこれを見習って是非日本版リメイクをプロデュースする輩はいないものか・・・

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろうをテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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映画館へ行ってきました!

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子供が生まれてから初の映画館での鑑賞です!それがジャリ映画でも全くかまいません!昔は傾斜のきつかった東映邦画系座館がシネコンに生まれ変わっていたとは・・・とにかく、子供以上に楽しみにしていた瞬間がやってきました!!

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毎週TV版は録画して、週中絶えず鑑賞している我が家。なので私もストーリーと人物相関は完璧で、劇場版を観てもノープロブレム。「電影版・獣拳戦隊ゲキレンジャー」はその辺の設定も軽く触れながら話が展開されていくので、初めて見る人(=後年DVD等で遅れてやってくる人)への対応に重きを置いている様子。その分私にとっては物足りずジャリの域を出なかった。しかし「劇場版・仮面ライダー電王」は違う。公開までの1ヶ月、TVシリーズは映画版のアナザーサイドを描き、見事なまでに宣伝に利用していた。劇場版だけを観ると華麗なる省略の連続なのだが、リアルタイムでシリーズを観てくれている対象に重きを置いているおかげで、私にとっては非常に面白く観れた。

ウチの子がヒーローものデビューを果たしたのが今年の正月。先日東京ドームシティのショーを経由して、劇場版にも当然の如く足を運ぶ、東映にとっては神様の如き行軍だが、今年だけと言い聞かせてこれまで財布の紐を緩めてきた父母。我が身も超合金などで遊んでいたガキんちょだっただけにどこかまで抑えられるものか・・・しかし久しぶりに観ている戦隊モノも仮面ライダーシリーズも面白い!!一緒に楽しんでしまっている我が家です(コレデイイノカ)。

<ad; 憎らしいほどに商魂逞しい奴ら>

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道草(ネタバレありません)#718

「フラガール」

監督:李相日

日本映画ベストテン 第1位(キネ旬 2006年)

スパリゾートハワイアンズのことはいちおう知っている。頭にこびりついて離れないフレーズだけでなく、な~んでハワイ!?と、見る度どうしてもツッコミたくなってしまうCM。さらにこの映画の前後でフラが流行したこともあって、なんだか田舎の保養施設の域を脱した感のある様子(HPを見るとより一層一大リゾート地のような感じがする)。偏見はよくないので批評家にも読者にも愛された作品を鑑賞することにしよう。

昭和40年、廃れゆく福島の炭鉱町、街の再生の使命を受けフラダンスを踊る娘たちと先生のお話。お話の構造自体は「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」と同じ。私の中では最初にこのスタイルを提示してくれた前者を超えることはないのだが、本作に対しても新しさを感じることはなかった。どうしても最後の大団円を見せ場にしてしまうからだ。しかも決めのダンスを途中で見せてしまった(都合3回見る)のはいただけない。TVのバラエティではないが、メイキングのほうが面白い映画というのはどうも・・・

しかしフラを踊る松雪泰子、蒼井優は素晴らしい。ダンサーの雰囲気がそこにはあった。また岸辺一徳、今回もいい味出してます(^^;

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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花火大会に行ってきました

帰省先で大きな花火大会があったので行ってきました。打ち上げ場所付近は指定席になっており、その場所を確保することができたため。間近で見る花火はすごく久しぶりだったので楽しみにしていました。

日本一の触れ込みもあるこの花火大会、ちょっと早めに出かけたのですが、会場に近づくにつれ長い列が、そして長蛇の露店も・・・その規模からして相当の来場者を見込んでいることが窺えます。

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いや~素晴らしかった!ショボイ写メールでしかお伝えできないのが残念ですが、これまで観てきた中でも一番のものだと思います。ロックからクラシックまで、音楽と花火が見事に結びついて、何かで観た映画のワンシーンのような気分を満喫しました。そう、下手な映画を観るよりいいし、すごくロマンティックな気分になれますね。こういう気分にさせてくれるのはディズニーランドを除けば他にないかもしれない。

この夜のことはたぶんちょっとやそっとでは忘れないでしょう。帰省先の家族に感謝です。

<ad; 今年は43万人の動員だったようです>

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道草(ネタバレありません)#717

「硫黄島からの手紙」LETTERS FROM IWO JIMA

監督:クリント・イーストウッド

音響編集賞Sound Editing(第79回アカデミー賞)
作品賞ノミネート(第79回アカデミー賞)
外国映画ベストテン 第2位(キネ旬 2006年)

「父親たちの星条旗」を通過していよいよここまでたどり着いた。3連覇疑問のエントリーでTBをいただいた方から「だっていいものはいいんだもの」というお言葉をいただいて、そうなのかぁと思う始末。いよいよこの目で確認してみよう。

栗林中将率いる日本軍が硫黄島を死守する様を描く。自分が日本人であることを抜きにしても、お話としての質を問われれば、こちらに軍配が上がるのは間違いない。上映時間は大して違わないのに、ボリュームに差がありすぎる。登場人物も皆魅力的に写るし、二宮くんを中心にあれよあれよと物語を紡ぐ様は、まさに映画。そういった部分が残されているのも良かった。

「~星条旗」の時に芽生えた、2つをひとつにしてみては、という目論見もあっさり撤回だ。並べたらアメリカ側の話が小っちゃすぎて客に飽きられてしまうだろう。ただ両作に共通して好感できるのはただひとつ、監督の作曲した音楽。あらためてセンスの良い使い方にも感嘆。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆☆―

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道草(ネタバレありません)#716

「父親たちの星条旗」FLAGS OF OUR FATHERS

監督:クリント・イーストウッド

外国映画ベストテン 第1位(キネ旬 2006年)

どうしても腑に落ちない気がしていたイーストウッド作品のキネ旬3連覇。「硫黄島2部作」とも言える2本がDVD化されたこともあって、2本同時に借りれるタイミングを計っていた。意外と早くこの時が来たことに感謝、そしていよいよ自分の目で、世論の目は正当だったのか判断する時が来た。

太平洋戦争末期、硫黄島の戦いで英雄に祭り上げられた若き兵士たちの、時代に翻弄される姿を描く。星条旗を掲げる兵士たちの写真は、目にしたことはあるし、何かの映画の中でも彫刻にされたものが出てきた。事ほど左様に有名な写真であることは、同時代を生きていない日本人にも分かるのだが、何が周知の事実で、何が知られざるストーリーなのかは判然としない。観ていて一番に感じたのは、この映画は何が言いたいのかはっきりしない、もしかしたらもうすでに言いたいことは出尽くされていて気がつかなかったのかも、と不安に感じながらラストシーンまで迎えてしまった。まさか「ヒーローは我々ではない、散っていった兵士たちだ」と言いたかっただけなのならば、全く新鮮味がないゾ!

いっそ長尺になっても一つにまとめたほうが良かったのでは。それくらいこの作品にはパンチ力がない。しかし「硫黄島~」を観て考えが変わる・・・

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろう、をテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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POG 07-08 part I

2回小倉6日目2R

昨年度の反省を活かし、早め早めのリスト作成を進めていた結果が秋を待たずに表れました。今季1頭目の指名馬が早くも未勝利脱出、アグネスタキオン産駒のキャプテントゥーレです。名手が先頭に立たせてペースを作り、最後も上手に脚を使って後続を封じました。

サンデーサイレンス亡きあと、その産駒が種牡馬となり、大きな勢力と化していますが、ダービーまでの1400M以上の2~3歳重賞で4勝以上しているSS系種牡馬は、フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、そしてアグネスタキオンです。また母のエアトゥーレは桜花賞に出走し、海外で2着した実績も残し、トニービン×Northern Dancer系という成功馬を多く出している血統構成。この父母と同じ血統の組み合わせで過去成功例(ショウナンタキオン)を出しているのですから、セレクトに迷う手立てはありませんでした。

デビュー戦が追いかけて潰れていった印象だっただけに、距離不安なのかなと思いましたが、2戦目は前に行けてギアチャンジも上手くいったわけで、時計面の課題は残されているものの、次走の番組選びに注目です。

keiba@niftyのPOGに参加しています。

レース結果:

7月29日小倉芝1800M(未勝利)
1着、キャプテントゥーレ 1分50秒4 武豊Jk
 父、アグネスタキオン by サンデーサイレンス
 母、エアトゥーレ by トニービン
 栗東 森秀行 厩舎

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7月観戦記

ハイライトは、中盤戦に入ったF1を挙げます。
今季ずっとスタート後の1コーナーで勝者が決まってしまい、つまらないレースが続いていましたが、ライコネンの復活連勝、アロンソの雨のオーバーテイクと、面白い展開が続き楽しめました。ポイントリーダーのルーキーを捕まえるのは、終盤までもつれないと実現しそうにないですが、富士SWまで楽しみが続いてくれることを祈ります。

1(日)
フランス@日本(FIVB ワールドリーグ)
フランスGP(F1 第8戦)
3(火)
日本 vs スコットランド(FIFA U-20W杯)
7(土)
T.ベルディッチ vs R.ナダル(ATP ウィンブルドン男子単QF)
M.バルトリ vs V.ウィリアムス(WTA ウィンブルドン女子単決勝)
8(日)
大相撲名古屋場所(~22)
R.フェデラー vs R.ナダル(ATP ウィンブルドン男子単決勝)
イギリスGP(F1 第9戦)
9(月)
日本 vs ナイジェリア(FIFA U-20W杯)
ボストン@デトロイト(MLB)
10(火)
日本@イタリア(FIVB ワールドリーグ)
11(水)
オールスター@サンフランシスコ(MLB)
12(木)
イラン vs ウズベキスタン(AFC アジア杯)
13(金)
日本 vs チェコ(FIFA U-20W杯R16)
18(火)
マンチェスターUtd@浦和(親善試合・さいたまCC)
21(土)
日本 vs オーストラリア(AFC アジア杯QF)
22(日)
イラン vs 韓国(AFC アジア杯QF)
サウジアラビア vs ウズベキスタン(AFC アジア杯QF)
ヨーロッパGP(F1 第10戦)
24(火)
チェコ vs アルゼンチン(FIFA U-20W杯決勝)
25(水)
ボストン@クリーブランド(MLB)
日本 vs サウジアラビア(AFC アジア杯SF)
28(土)
韓国 vs 日本(AFC アジア杯3位決定戦)

#日付は放送日

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