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道草(ネタバレありません)#721

「嫌われ松子の一生」

監督:中島哲也

日本映画ベストテン 第6位(キネ旬2006年)

「下妻物語」でブッ飛んで以来、この作品を観るのを楽しみにしていました。なかなかタイミングが合わなかったものの、ようやく巡り合うことができ、もちろん期待一杯で鑑賞開始。

ある事件をきっかけに転がり落ちた若き中学教師の人生を描く、のが本作のあらすじ。観終わって思ったのは、話としては重くなってもおかしくはないストーリーなのだけれど、そこを面白く、時には笑ってしまうほどに転換しているのは、監督の演出力のなせるワザだな、と感心した。さすがは・・・と言いたいところなのだが、私としては前作ほど痛快!とは感じられなかった。どうも彼女のもつ重さ、執拗さというものを一元的に軽くしていいものかどうか、見ている間気になってしまったのだ。例えば、裏切られることの連続だった中谷美紀が一変して能動的に行動した狂気への過程、そのあたりに細やかさがあればなあ、と悔やまれてならない。

それにしても魅力的なキャラクターたちと、展開の速さは前作よりもパワーアップ。ダレずに観れた2時間余でした。

最後に、「わたしの貴重な時間を邪魔しなかった」たぶん皆さんの貴重な時間も邪魔しないだろうをテーマにすると・・・

DVD鑑賞
☆☆☆――

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